リスクなく現金を手に入れる方法としては、手持ちの商品を売ることですが、価値の低い商品を売ってお金に換えるのは効率がよくありません。
そこで、ここでは換金性の高い商品を7種類ご紹介し、高く売れる理由や売却時のポイントなどを分かりやすく解説しています。
お金に困ったときには、カードローンやクレジットカードのキャッシングを使ってお金を借りるのが定番ですが、お金を返済できるメドが立たないときには、借りるという選択肢はリスクが高すぎます。
そもそもそれらの審査に通らない人もいるかと思います。
そういうときは自宅にある商品を売ることで、現金を手にするという方法があります。
ただし、売るのは何でもいいというわけではありません。
洋服などは二束三文にしかならないものを売るのではなく、高値がつくものを売却するのが理想です。
そこで、ここでは換金性の高い商品をご紹介し、それらが高くなる理由や売却するときの注意点などを、わかりやすくご紹介していきます。

口コミ評価 | ![]() |
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換金率 | 最大96% |
スピード | 入金まで最短3分 |
営業時間 | 24時間365日 |
このページで分かること

お金が必要になったけど、借りても返せそうにないという場合には、手持ちの商品を売るという方法が適しています。
ただし、何でも売れるというわけではないので、換金性の高い商品を選んで売るようにしましょう。
換金性の高い商品としては「高級腕時計」「ブランド品」「ジュエリー」「デジタルカメラ」「Apple製品」「ゲーム機・ソフト」「チケット・金券」などがあります。
買取店ごとに買取価格が違いますので、査定は3〜5店の相見積もりにして、高値を提示してくれたお店で売りましょう。
換金性の高い商品7選

換金性の高い商品というのは大きく分けて2種類あります。
ひとつは欲しい人がたくさんある商品で、中古市場で活発に取引されているものが対象になります。
そしてもうひとつが、現金と同じ価値があるものです。
それらを踏まえた換金性の高い商品が下記の7種類です。
これらの商品を持っていれば、かなり効率よく現金を手にすることができます。
ただし、それぞれに売却時の注意点がありますので、商品ごとに詳しく解説していきます。
高級腕時計

換金率 | 20〜60% |
換金率が高い商品の代表的とも言えるのが高級腕時計です。
時計の状態やブランドの種類にもよりますが、販売価格の20〜60%で買取してもらえます。
人気の高い時計ほど換金率が上がり、ロレックスであれば60%というのが相場です。
定番の人気モデルで状態がいいものであれば、70%になることもあり、さらに限定モデルなどで希少価値があるものは、販売価格よりも高く売れることも珍しくありません。
ただしブランド品でもエントリーモデルなどは、換金率が20%以下になることもあります。
買取された時計はメンテナンスをして再販されますので、そのメンテナンス費用を差し引くと買取額はかなり下がります。
10万円程度の時計でも、買取額は1万円ということもよくあります。
それ以下となると、1万円にも満たないこともありますので、あまり期待しないようにしてください。
時計を売るときには、保証書や箱、付属品をすべて揃えておくのがポイントです。
捨ててしまった場合には仕方ありませんが、あるはずなのに見つからないという場合には、諦めずに家の隅々まで探してみてください。
ブランド品

換金率 | 50〜80% |
ブランド品も高級腕時計と並ぶ、換金性の高い商品です。
高値が付きやすいのはルイ・ヴィトンやエルメスといった人気モデルです。
エルメスのバーキンなどは、生産数が限られており、誰でも買えるというわけではないため、定価以上の値段がつくこともあります。
ブランド品の中であまり高値にならないのが、販売価格が高くないプラダです。
入手しやすいブランド品の場合は、中古で買うよりも新品で買うという人が多く、ニーズがあまりないというのもあって、換金率は50%程度になります。
ブランド品を売るときに注意したいのは、できるだけ早く売るということです。
ブランド品は毎年新作が発表されますので、過去の商品は古いモデルという印象がつくため、定番モデルでない限り、年々買取価格が下がっていきます。
こちらも売却するときにはギャランティカード(保証書)を付けるようにしましょう。
ブランド品は偽物が多く、ギャランティカードがないと査定に手間がかかります。
それだけ買取価格も下がり、お店によっては買取不可になることもあるので、気をつけてください。
ジュエリー

換金率 | 30〜60% |
昔の恋人からもらって、引き出しの奥にしまってあるジュエリーや貴金属も比較的換金性の高い商品です。
高級腕時計やブランド品には劣りますが、換金率は30〜60%あります。
金や銀、プラチナなどを使っているジュエリーであれば貴金属としての価値があり、ダイヤモンドやエメラルドなどは宝石としての価値がありますので、買取価格が安定しているのもジュエリーの強みです。
ブランド品は古くなると価値が下がりますが、ジュエリーの場合には、それほど大きく値下がりすることはありません。
ただしジュエリーは、どこに売るかで金額が大きく変わります。
アンティークジュエリーはアンティークショップなら高値が付きますが、質屋の場合には買取不可になるケースもあります。
同じダイヤモンドでもショップによって、20倍近い買取価格の差が出たということもあります。
このため、ジュエリーを少しでも高く売りたいのであれば、いくつものショップで査定してもらう必要があります。
デジタルカメラ

換金率 | 30〜60% |
デジタルカメラは中古市場で活発に取引されている商品で、デジタルアイテムの中でも換金性の高い商品のひとつです。
高く売れるのは一眼レフやミラーレスのデジタルカメラと、高級コンデジと呼ばれる販売価格が5万円を超えるようなコンパクトデジタルカメラです。
デジタルカメラの換金率は30〜60%ですが、毎年のように新モデルが発売されるため、5年落ちくらいになると換金率が10%以下になることがあります。
一方でカメラレンズの場合は「レンズは資産」と言われているくらい、中古市場の価格が安定しています。
エントリーモデルのレンズは数千円にしかなりませんが、ハイクラスのレンズになると、状態が良ければ多少古くても50%程度の換金率で買取してもらえます。
ただし、レンズも保管状態が悪いとカビなどが発生して査定額が下がります。
このため、カメラもレンズもできるだけ早く売るのが高値買取のポイントになります。
Apple製品

換金率 | 30〜50% |
デジタルカメラと同じく換金性の高い商品がApple製品です。
Appleの製品はリセールバリューが高いため、新製品が発売されるたびに、旧モデルを売って新モデルに買い替えているという人もいるほどです。
いずれも中古市場でのニーズが高いのですが、最も高く売れるのがiPhoneです。
最新モデルであれば換金率が50%を超えることもあり、中古市場では新品の1〜2割引程度の価格で再販されています。
それでもあっという間に売れてしまうのがApple製品の魅力で、買取する側も在庫リスクがほとんどないため、思い切った値段で買取してもらえます。
それでも、新製品が出ると買取価格が大きく下がり、さらにAppleは旧モデルを大幅値下げして販売するというようなこともするため、タイミングを逃すと買取価格が数万円下がってしまうということもあります。
また、Apple製品はデザイン性の高さも高値になる理由のひとつですので、状態がいいかどうかも買取価格に影響します。
売却する予定があるなら、iPhoneでもMacでも売却するまでは、できるだけ保護カバーをつけて使用することをおすすめします。
ゲーム機・ソフト

換金率 | 70〜80% |
スマートフォンでゲームをできるようになり、ゲーム機やソフトの人気が以前ほどではなくなっていますが、それでも最新のゲーム機やソフトであれば、70〜80%の換金率で買取してもらえます。
発売直後に入手困難な状態になると、定価以上の値段がつくこともあります。
さらにゲーム機やソフトの場合には、古すぎる商品も高値になります。
例えばファミコンの本体は状態が良ければ5,000円以上で売れますし、ソフトでも1万円以上の値段で買取してもらえるものもありますので、実家にゲーム機やソフトがあるという人は探してみましょう。
ゲームを高く売るポイントは、「付属品が揃っている」「状態が良い」という2点です。
また、1本だけですと思った値段がつかないソフトでも、複数本をまとめて売ることで、通常よりも高値をつけてもらえることがあります。
また、レトロゲームは専門店でないと正しい査定額で買取してもらえませんので、大型買取店ではなく、レトロゲーム専門店で査定してもらいましょう。
チケット・金券

換金率 | 90〜95% |
圧倒的な換金率を誇るのがチケットや金券です。
特に新幹線の回数券や商品券は換金率が90%以上あり、額面にかなり近い値段で買取してもらえます。
換金率はそれほど高くありませんが、テーマパークの入場券や優待券なども換金できます。
ただし、これらを換金目的で購入することは、カードの規約に引っかかり利用停止になることがあります。
もちろん1回購入するくらいなら問題ありませんが、換金のために何度も購入していると、最悪の場合はクレジットカードを強制解約されることもあります。
手元にあるチケットや金券を売るのは問題ありませんが、換金のためにチケットや金券の購入を繰り返すというのはリスクが高いということを頭に入れておきましょう。
換金性の高い商品を高く売るコツ

換金性の高い商品であっても、必ずしも高く売れるわけではありません。
ジュエリーの項目でお伝えしましたように、査定に専門性があるものは、その知識のないお店では無価値と判断されてしまいます。
同じ商品であっても、買取店によって値段が違うこともあります。
このため、少しでも高く売りたいなら、できるだけ多くのお店で査定してもらいましょう。
買取店ごとに買取価格が違うというのもありますが、どのお店も足元を見て最初は安値を提示してきます。
ところが相見積もりの形にすると、他のお店に売られてしまう可能性があるため、少し高めの金額を提示してきます。
査定をしてもらうときに「相見積もりなのですが」と伝えるだけで、適切な査定額を提示してもらえます。
そのうえで、少なくとも3〜5店で査定してもらいましょう。
お店は大型買取店ではなく専門店を選びましょう。
大型買取店は査定士のスキルが低いため、思い切った値段がつきません。
専門的な知識を持った人が査定してくれる専門店ですと、相場以上の値段で買取してもらえることもあります。
大型買取店と専門店で値段が倍以上違うこともありますので、できるだけ専門店で売りましょう。
まとめ:換金性の高い商品はどこで売るかが大切

換金性の高い商品として、7つの商品をご紹介しましたが、これ以外にも人気の高い商品は、思わぬ値段で買取してもらえることがあります。
アイドルのサイン付き生写真のように、コアなファンがいる分野の商品も驚くような値段で売れることがあります。
ただし、そのような商品はどこでも売れるわけではなく、買取してくれるお店が限られます。
査定してもらうのに交通費をかけたら赤字になったというのでは意味がありませんので、ただ換金性の高い商品というだけでなく、簡単に売れるというのも重要になります。
とはいえご紹介した7つの商品でも、売るお店によって買取価格が大きく変わることもあります。
できるだけ3〜5店で相見積もりであることを伝えて査定してもらい、高値を出してくれたお店で売りましょう。