パチンコ行きたいけど金がない。パチンコ代がない時どうする？

「お金ないから、パチンコで稼ごう！」と思っている方はいませんか？

過去にパチンコで大当たりした経験がある人ほど、金欠時にパチンコで稼ごうとするようです。

しかし、残念ながら「ギャンブルは負ける確率の方が高い」のが事実。

どんなに時間をかけても、フタを開けてみれば始める前よりお金は減っていることの方が多いはずです。

その結果、次の軍資金を得るために借金をしてしまう人もいます。

特にパチンコ依存症の人の借金率は100%とも言われるほどです。

この記事では、お金のない人ほどパチンコで負ける理由や、おすすめの金策方法などについてご紹介していきます。

お金がないのにパチンコで負ける5つの理由

パチンコで負ける理由は、いくつかあります。

誰であっても、全体的に見れば負ける確率の方が高いのですが、特にお金がない人ほど勝率が低いようです。

たとえば、給料日にすぐ給料を全額パチンコにつぎ込むような人や、ギャンブルに使ってはいけないお金にまで手を出してしまうような人は、皮肉なことにボロ負けする確率が高いと言われます。

「何で!?パチンコって無理してでもお金をつぎ込んだ方が勝てるんじゃないの？」と思う人もいるかもしれませんが、実はそうとも限らないのがギャンブルの奥深いところです。

お金がない人ほどパチンコで負けるのには実際的な理由がありますので、当てはまる人はむやみにお金をつぎ込む前に、ぜひ読んで参考にしてみてください。

理由1.パチンコは90%負けるようにできている

パチンコ店も利益を出すために経営している「店舗」です。

当然売上がなければ運営できませんし、パチンコを打っているお客が全員勝つようなことがあれば、その店舗はあっという間に潰れてしまうことになります。

ギャンブルに負けている人がいるからこそ、パチンコ店は運営していけますし、勝って儲けている人もいるのです。

しかもその儲けている人というのは全体の1割にも至りません。

ごくまれに大当たりを引き当てる初心者の話を耳にしたりすることもありますが、大半はきちんと店を選び、データを整理しながら、良い台を確保してじっくりとプレイしている人たちです。

なので、ふらっと入った店で適当な台を選んで打つ……というのは、パチンコ店の運営や儲けている人たちの懐を豊かにするだけの、いわば負け戦になってしまっているんです。

理由2.軍資金が足りないと負ける率が高くなる

パチンコの勝率は、軍資金の額によっても変わります。

年1回以上パチンコをする人400名を対象に行なった調査によると、パチンコ1回あたりに使う平均金額は「13,596円」とのことです。

ただし、通う回数によっても平均金額は変わるという興味深い結果が出ています。

週2回以上（ヘビー）する層の平均は1万6770円で最も多く、週1回～月2～3回（ミドル）が1万6615円、月1～2回、3カ月に1回（ライト）が1万2460円、4、5カ月に1回～1年に1回（レア）が8540円。パチンコをよくする人ほど、多くのお金を使っているようだ。

引用元：IT mediaビジネスオンライン「パチンコ1回当たりで1万3596円、限度額は？」

しかし、当然ながら軍資金は毎回回収できるわけではないため、お金がない人の場合、大きく当たる前に軍資金が底をついてしまいます。

パチプロと呼ばれる人でも、数十万円単位の軍資金を準備しているものなのです。

理由3.お金がないため、正常な判断ができない

パチンコのようなギャンブルでは、お金ない人ほど正常な判断ができず、やめ時を見失ってしまうのも問題です。

ギャンブルは運の要素が強いため、うまく儲けるためには「これ以上出なかったら今日はやめる」という冷静な判断が必要となります。

しかし、本当にお金がなくて今日の生活に困るような人ほど、切羽詰まっているだけに、「何としてもここで稼がなければ！」とムリにお金をつぎ込んでしまいがちです。

その結果、どんどん負け続けて、状況は悪化の一途をたどります。

本来ギャンブルは、お金と心に余裕がある時にこそ楽しむべきものです。

理由4.負け分を補おうと無駄に通い詰めてしまう

理由3にも通じることですが、お金がない人ほどパチンコで負けると焦ってしまい、負けた分を取り戻そうと頑張ってしまいます。

その結果、お金がないにも関わらず何度もパチンコ店に足を運び、散財してしまうという悪循環におちいってしまうのです。

本当にパチンコで稼いでいるようなプロは、目先の負けにとらわれることなく、長期的なスパンで勝率を見ています。

しかし、お金がなくて切羽詰まっている人は、その日のパチンコにすべてを賭けているため、負けてしまうと冷静ではいられません。

そして、負け分を取り戻そうとすればするほど正常な判断ができず、負け続けることになってしまいます。

理由5.パチンコやスロットに必勝法があると思っている

パチンコに負ける原因の一つに、「必勝法を盲信していること」というのもあります。

そもそも、ギャンブルは絶対に稼げる方法ではありませんし、日本では「娯楽店」の位置づけであり、楽に稼げる場所では決してありません。

しかし、世間には常に色々な必勝法が出回っているため、「努力をすれば絶対に勝てるのではないか」と勘違いしている人もたくさんいます。

特にお金がない人ほど「パチンコ＝娯楽」ではなく「パチンコ＝稼ぐ方法」と考えてしまうので、必勝法にすがりついてしまうようです。

ところが、実際は必勝法を参考にしても確実に勝てるわけではないため、結局はさらにお金がなくなってしまいます。

お金がないけどパチンコがしたいときの対応策

ここまで説明してきたように、パチンコは基本負けるものです。

ただそれでも、「どうしてもパチンコが打ちたい！」という人もいるのではないでしょうか。

もしあなたもそうであれば、少しでも負け額を減らせるように以下のような対応策を実践してみてください。

パチンコを無理なく楽しみたいなら、ノートに収支をつけていくら負けているのか把握するところから始めましょう。

収支を記録し、どれだけ賭けてどれだけ勝ったのかを数字として頭に入れておくことで、感情的に賭け事に傾倒してしまうことを回避する作用があります。

しかし、どれだけ勝ってどれだけ負けたか、というのは日々の日記をつけるよりも長続きしないものです。

なのでまずは気負わず、スマホのメモ帳などを使った簡単な記録から、少しずつ始めてみましょう。

立ち回りを工夫する

難易度は少し高いですが、負けない立ち回りをすることができれば、お金を失うことなく、長くパチンコを楽しむことができます。

パチンコなどのギャンブルは基本、胴元が勝って客側が負ける仕組みです。

しかし客側だけの中で見ると、一部の勝ち組と多数の負け組がいるという構図になります。

つまり、客側にも一部ですが勝ち組がいるということです。

そこで立ち回りを工夫することで、客側の中での勝ち組を目指しましょう、ということですね。

たとえば以下のような工夫をするだけでも、パチンコで負ける可能性を低くすることができます。

パチンコだけで生活しているようなプロの場合はもっと細かく、難しいこともしているようですが、とりあえず遊びていどであればこれだけでも十分に効果はあるはずです。

勝つのは難しくても負け額を減らすくらいは案外できるものなので、どうしてもパチンコが我慢できないなら、ぜひ試してみてください。

低貸店に行く

長くパチンコを楽しみたいなら、低貸店に行くのも1つの手です。

低貸店とは、普通のパチンコ店と比べてレートが低いお店のことをいいます。

パチンコは1玉4円が主流ですが、低貸店では1玉1円など、低い金額で遊ぶことができるのです。

つまり、同じ負けでも負け額を大幅に抑えられるわけですね。

当然、その分勝ったときの利益も大幅に減ってしまいますが、そもそも再三言っているように、パチンコは長い目でみると負ける遊びです。

そのため、負け額を抑えてできるだけ長く楽しむという意味では、低貸店も検討するべきでしょう。

パチンコで負けてお金がないときの対応策

ここまでお金がないけどパチンコが打ちたい人の対応策について説明してきました。

それでは、パチンコで負けてもうお金がまったくない、という状態ならどうすればよいのでしょうか。

まずは打たないことで得るものを考える

パチンコで負けてお金がないときは、当たり前といえば当たり前ですが打たないことを前提に考えましょう。

それでもどうしても打ちたい欲求が湧いてくるなら、パチンコを打たないことで何を得ることができるか、逆に言えばパチンコで何を失っているかを考えてみると、打ちたい欲求が収まってきます。

パチンコに行くことで失っているもの。

それはパチンコに使ったお金とあなたの時間です。

たとえばパチンコに行くお金と時間で、以下のようなこともできたはずではないでしょうか？

このようにパチンコは、多くのものと引き換えに遊ぶことができる娯楽です。

もちろん、お金や時間に余裕がある状態で娯楽として楽しむのなら問題ありませんが、お金がないのにまだ打ちに行こうとするのは、金銭的にも時間的にも大きな損失に繋がります。

だからこそお金がないなら、「まずは打たない」ことを前提に考えてみてください。

お金を稼ぐ

パチンコで負けてお金がないなら、お金を稼ぐことについても考えましょう。

たとえば、短期のバイトや日雇いの仕事でお金を稼いだり、身の回りのものを売ってお金に換えるのもひとつの手段です。

ただし、すでにギャンブルに依存してしまっている場合、注意力が散漫になってしまい、仕事に集中することができないことがあります。

そういった方は何よりもまずパチンコを辞めることを考え、場合によってはカウンセリングなどを受けることを検討してください。

カードローンを利用する

パチンコで負けてどうしてもお金が足りないなら、カードローンで借りるというのも1つの手です。

ただし、そのお金でまたパチンコに行くのは絶対にやめてください。

まず前提として、お金を借りてでもパチンコがしたい、というのはかなり危ない状態です。

ギャンブル依存症の方のなかには、「借金があるけどギャンブルで勝てば一気に返せる」と思って賭け事をやめられない方も多くいらっしゃいます。

そしてその多くが、もはや賭け事を楽しむどころか、やめられない自分自身に苦しみながらギャンブルに興じているのです。

お金を借りてでもパチンコがしたい、というのはそういった症状の第一歩であり、最後の砦でもあります。

繰り返しますが、パチンコはあくまでも娯楽であり、9割以上の方が負けるようにできているギャンブルです。

その点はしっかりと認識しておきましょう。

【危険】パチンコ・ギャンブル依存症の恐怖とは？

「ギャンブル依存症」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

なかなか人からは認められない（理解が得られにくい）精神疾患としても有名で、常にギャンブルがしたい、それ以外考えられない、という状態になってしまう病気です。

例えばパチンコで大勝する日が何日間か続いたとすると、その事象を脳が「楽しい」と判断し、ドーパミンという物質を分泌します。

この物質は人間が快楽を感じたときに分泌されるものです。

ギャンブルで快感を感じた人は、ギャンブルをすることでさらなる興奮や快感を得ようとします。

しかし、その興奮や快感にも慣れというものがあるのです。

そのため、次第によりリスクが高く、掛け金の大きい、興奮できるギャンブルを求めるようになります。

そうして最終的には例えどれだけ還元率が低かったとしても、ギャンブルに興じることをやめられなくなってしまうのです。

ギャンブル依存症になる人の特徴

お金ないのに何度もパチンコに行ってしまう人は、すでにギャンブル依存症になっている可能性が高いです。

ギャンブル依存症の特徴をいくつかご紹介します。

これらに当てはまる人は、すでにギャンブル依存症におちいっている可能性があります。

特に「年齢が若い」「男性」「ストレスが多い」「身近にパチンコ店がある」などの場合、リスクが高いと言われています。

依存症は、まず本人が自覚することが治療のスタートです。

「もしかしたら……」と思う人は、ぜひいったんパチンコから離れる勇気をもちましょう。

ギャンブル依存症は完治しない

このようなギャンブル依存症は、自力で克服しようとしても困難です。

例えきちんと精神科へ通って克服することができたとしても、ささいなきっかけで容易に再発してしまう立派な病気なのです。

そしてこの依存症の原因の9割以上が「パチンコ」と言われています。

依存症を患う多くの人がパチンコを発端にギャンブルに依存し、競馬や競輪など、他の賭け事にもよりお金を賭けるようになっていってしまうのです。

あくまでもパチンコを娯楽と考える

パチンコで生計を立てている人も確かに存在していますが、全体の一握りにすぎません。

多くの人にとってあくまでもパチンコは娯楽であり、それだけで食べたり、生活費を稼いだりすることは不可能です。

このページを見ている方は、お金がないけどパチンコはしたい！と考えている方が多いでしょうし、生活費や収入の大半をつぎ込んでしまっている方もいるのではないでしょうか。

日々のストレス発散や非日常体験としてできているのなら大丈夫ですが、パチンコがないとイライラや鬱憤がたまってしょうがない！という状態の場合は危険信号です。

その他に趣味やストレス解消方法を探したり、ギャンブル依存症について知識をつけるなど、「パチンコ＝生活」を成立させないようにすることが最優先事項です。

まとめ：何事もやりすぎは厳禁。遊ぶときはメリハリをつけて

パチンコやスロットに傾倒してしまう方の多くは、軽い気持ちで遊んでいたらのめり込んでしまって……という広い入口から大きな沼に入っていってしまうケースがほとんどです。

もちろん理性的に、メリハリをつけて娯楽として楽しめるなら、パチンコはよいストレス解消になるでしょう。

ただこのページでもご紹介したように、人によっては非常にリスキーな娯楽である、ということを理解したうえで遊ぶようにしてくださいね。